お客様は何故物件を売却するのかを知りたい
不動産を売却する理由は人によってさまざまです。
お客様をご案内していると「なぜこの物件を売るのですか?」や、「いつまで住んでいたのですか?」など、売却理由を聞かれることがよくあります。
中古の不動産購入希望者は、なぜ売却理由を知りたいのか
例えば家族構成が変わって手狭になった、転職や転勤などでライフスタイルが変わったなどの理由もあります。
また、離婚で売却しなければならない、住宅ローンの返済が厳しくなってしまった、近隣とのトラブルなどネガティブな理由の場合もあります。
お客様は物件をご覧になり、良いところは、見てすぐに分かりますが、問題点は見ても分からないため、どのようなリスクがあるのか知りたいと考えます。良いところと、ネガティブなところを考慮して判断したいのです。
しかし、売主様、もしくは売主側の仲介業者も全て本当のことを通知する義務があるわけではありません。
例えば離婚が原因の場合、「実家で親と一緒に暮らすことになった」と言っても問題ありませんし、「下の階のインド人の居住者が毎晩カレーを作るため臭いが気になる」などは伝えなくてもトラブルになりません。
しかし「室内で母親が病死してしまった」など、そのことを知っていたら買わなかったと購入希望者が思うような理由であれば告知しなくてななりません。
不動産の購入は、一般の個人であれば、一生に何度も経験することのない大きな買い物です。
お客様が安心安全に物件を購入するためには仲介業者がどれだけお客様に寄り添うかが大切なポイントだと思います。
そのために、東洋では不動産の売却理由は、まずはじめに売主様に確認し、買主様にお伝えするように心がけてまいります。